2月本番直前にすべきこと 受験後にかける言葉/入試後の対応

⑨不合格だったときにかけた言葉(わたしの場合)

⑨不合格だったときにかけた言葉(わたしの場合)

以前、「不合格のときにかける言葉をあらかじめ考えておくとよい」と書きました。

⑦合格発表で気をつけること[本番直前]

ちょっと長男の中学受験のときの話をしたいと思います。

実は、長男は第1志望校にご縁がありませんでした。

第1志望が残念だったとき、あなたなら子どもにどんな言葉をかけますか?

わたしがかけた言葉の1つは、次のようなものでした。

「神様はあなたに一番合っている学校を選んでくれたのよ」

学校の試験問題は、その学校が「こんな問題が解ける子に入学してほしい」と思って作られています。

なので、1校1校で特色や傾向が違います。

つまり、この試験問題で良い得点を取れるなら、その子はこの学校に合っているということです。

入学後の学校生活もきっと楽しいものになるはずです。

だから、第2志望以降だからといって、落ち込むことはないのです。

この3年間、がんばってこなかった子などいないのですから。

もしも第1志望が残念だったとしても、親は決して落胆の顔を見せたりせず、いままでのがんばりをほめてあげてくださいね。

神様がお子さんのために選んでくれた学校ですから。

中学受験はゴールではありません。

むしろスタートなのです。

なので、試験当日は、子どもの未来を信じて、送り出してあげましょう!

不合格のときの声かけのポイント

試験に不合格だったとき、わたしは上記で紹介したような声かけをしました。

とはいえ、実際に試験が不合格だったとき、子どもに何と言ってあげたらいいのか迷いますよね。

子どもに声をかけるどころか、親が一番動揺してしまうかもしれません。

でも一番ショックを受けているのは子どもです。

悲しい気持ちを次の試験に引きずらないように、精一杯の声かけをしたいものですね。

それには、次のような声かけがポイントになります。

声かけのポイント

  • 悲しい気持ちに共感する(「残念だったね」など)
  • 努力をねぎらう(「よくがんばったよ」など)

ショックを受けている子どもは、共感やねぎらいの言葉すら聞きたくないこともあります。

多くの言葉を語るよりも、「残念だったね」「よくがんばったよ」「そのことをお母さんが一番よく知っているからね」とひと言かけて、抱きしめてあげるだけで十分です。

そして、夕食にはおいしいものを食べて、心も体も満たしてあげて、次の日の活力にしてあげましょう。

不合格だったときこそ、親がかける言葉が重要になります。このあとのやる気につながるような言葉をかけてあげましょう。

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