「1点をしぼり出せ!」それが合格への分かれ道
前回、「くり上げ合格だと入学後についていけるかどうか心配?」というテーマでお話しました。
結論は、心配不要でしたね。
なぜなら、くり上げで合格する子の点数は、合格した子より1点しか差がないからです。
差が1点であれば、成績のレベルはほぼ同じということ。
入学後についていけるかどうかは、心配する必要はないのです。
ある学校の説明会では、同じ点数に何人もの子がいると言っていました。
くり上げ合格でもその1点にとても重みがありますが、これはくり上げ合格でなくても、とても重要な考え方です。
とくかく1点でも多く点を取る!
だからこそ、「その1点を絞り出せ!」なのです。
その学校説明会では、
「国語なら、漢字のはねやはらい。
算数や理科なら、ちょとした計算ミス。
社会なら、漢字指定箇所は漢字で書く。
など、細かいところにも気を配って、1点でも多く点を取ってください」
と説明していました。
それを聞いて、わたしはすぐに息子に
「1点を絞り出すことが大切なんだって!」
と伝えたものです。
合格のポイントは、「1点を絞り出すこと」。
どんなことに気を配ったらいいかを入試本番前に子どもに伝えてあげましょう。
どんなことに気を配ったらいいかを入試本番前に子どもに伝えてあげましょう。