くり上げ合格だと入学後についていけるか心配?
「くり上げ合格だと入学後についていけるかどうか心配」という声をよく耳にします。
学校説明会で、直接先生に聞いていらっしゃる方もみかけます。
きっと、学校には同じ質問がたくさん寄せられるのでしょうね。
だから、質問される前に説明してくれた学校がありました。
「くり上げ合格をされたお子さんは、合格者と1点の差で不合格になったお子さんです。成績の差はほとんどありませんので、心配する必要はありません」
そうなんですよね。
合格点より1点低かっただけなんです。
だから、結論を言うと、
くり上げ合格でも、入学後についていけるかどうかを心配する必要はない
ということです。
これを聞くと安心しますよね。(^^)
くり上げ合格はどのようにして決まるの?
くり上げ合格は、次のように決定されるようです。
入試の合格・不合格は、多くの場合、4科の合計点で決まります。
このように4科の合計点で合格・不合格を決める場合は、ある特定の教科が不得意でも、他の教科でカバーできます。
つまり、不得意な教科があっても大丈夫ということですね。
でも、くり上げ合格の場合は、少し違うようなのです。
試験の結果において、4科の合計点が同じ点数の子が、だいたい2~20名程度いるそうです。
これだと、4科の合計点だけではみな同じなので、判断できないのですね。
なので、教科に優先順位があるのです。
たとえば、算数、国語、理科、社会の順だったり。
このような場合は、同じ合計点の中で、算数の点数の高い順にくり上げ合格となります。
算数が同点の場合は、次の教科(国語)の点数の高い順…というように続いていきます。
優先順位は学校によって違うので、気になる方は直接学校に問い合わせてみましょう。
合格したことを思いっきり喜びましょう。