⑥試験中はキョロキョロしないように伝えましょう
合否を左右する大切なことなので、試験中に注意することとして、お子さんにぜひ伝えてほしいことがあります。
それは、
「試験中は絶対にキョロキョロしないこと」
です。
キョロキョロすると、カンニングを疑われてしまいます。
大人ならわかっていることだと思いますが、子どもにはそのような行為がカンニングであるという認識がないこともあるのです。
カンニングを疑われたとしても、試験監督者は、子どもに「キョロキョロしてはいけないよ」と注意してはくれません。
ただ、黙ってそれを見ているだけです。
この様子は記録されて、あとで試験結果に反映されます。
(→不合格となります)
この事実を、学校説明会できちんと説明してくれる学校もあります。
わたしが参加した学校説明会でも、きちんと説明してくれた学校がありました。
最初は「厳しいことを言うなぁ」と感じましたが、ちゃんと説明してくれる学校はかえって誠実なのではないかと思いました。
なぜなら、気をつけることができるからです。
なので、わたしは息子が受験するときに、
●不用意にキョロキョロしないように。
●物が落ちても絶対に自分で拾わないように。
(→試験監督者に取ってもらうようにします)
●筆ばこを必要もないのに何回もパカパカ開けないように。
(→机の上に置いてはいけない受験校なら心配はいりません)
●教室にある時計を何度も見ないように。
(→キョロキョロしていると思われないために、自分で持参した時計を見ること)
というアドバイスをしました。
キョロキョロしたことで不合格となっては、後悔してもしきれません。
このようなことが起こらないように、子どもにはあらかじめ伝えておきましょう。