中学受験の言ってはいけないNGワード(プレゼントあり)
「子どもに勉強してほしい」 「成績が上がってほしい」 「志望校に合格してほしい」
そう思うからこそ、親は子どもにさまざまな声かけをします。
でも熱が入りすぎて、子どものやる気を奪っていませんか?
もしあなたがこんな言葉をかけているなら、今日からそれをやめましょう。
これらの言葉は、子どものやる気を奪い、子どもを勉強ぎらいにさせてしまいます。
「命令」「非難」「提案」「詰問」「侮辱」「ごほうび」「罰」「激励」「比較」のタイプ別に紹介します。
①命令
子どもが何かするように、またはしないように言います。
自分の思うとおりに子どもを動かそうとします。
聞く耳をもたずに命令ばかりしていると、子どもはうんざりして反抗的な態度をとるようになります。
「勉強しなさい!」
「早く宿題やっちゃいなさい」
「いますぐゲームをやめなさい」
②非難
子どもの態度や行為を非難したり、批判したりする言いかたです。
親から否定的な評価をされると、子どもは自分に自信が持てなくなります。
また、「自分だってそうじゃないか」と親に口ごたえをするようになります。
「毎日2時間勉強するって言ったよね?」
「こんな問題も解けないの?」
「何回言ったらわかるの?」
③提案
提案やアドバイスは、一見すると良い方法のように思われます。
しかし、親がいつも解決策を教えてあげていると、自分では考えようとせずに、親に頼るようになります。
そして、この解決策が失敗すると、親のせいにすることがあります。
「夜勉強する気になれないなら、学校帰ってからすぐにやれば?」
「問題集を毎日5ページやることにしたらどう?」
「間違えた問題は、次間違えないように必ず解き直しをしたら?」
④詰問
「なぜ?」「どうして?」と理由を聞いたあと、その回答を「良い」または「悪い」でジャッジしようとします。
矢継ぎ早に質問攻めにされると、子どもは責められているように感じ、口を閉ざして黙ってしまいます。
「何で勉強しないの?」
「どうして遊んでばかりいるの?」
「成績が上がらないのはどうして?」
⑤侮辱
人格、性格、能力などを否定するような言いかたです。
人格を否定するような言葉は、子どもの心を傷つけ、「自分はダメな子だ」と自分自身に悪いイメージを持たせてしまいます。
「勉強するって口ばっかりなんだから」
「宿題やるって言ったのに、約束を守れないウソつきね」
「あなたってほんとにいいかげんよね」
⑥ごほうび
喜びそうなものを与えて、子どもにやらせようとします。
親はよく言ってしまいがちですが、効果が続くのは、ごほうびをあげているときだけです。
ごほうびがなくなると、とたんにやらなくなってしまいます。
「模試で偏差値60点以上取れたら、ゲーム買ってあげるね」
「塾のテストで5位までに入れたら、好きなもの買ってあげるよ」
「来月Aクラスに入れたら、おこづかいアップしてあげる」
⑦罰
「○○しないと、××するからね」と罰を与える言い方です。
子どもを脅すような言葉かけは、子どもを恐がらせてしまうだけです。
また、恨みや怒りの原因を作ってしまいます。
「ゲームをやめないと、1週間使用禁止にするからね」
「勉強しないなら、塾やめさせるよ」
「テストで70点以上取れなかったら、おこづかいはナシね」
⑧激励
子どもを励ますことは良いことだと思われがちですが、子どもは親の期待に応えようとして、無理をしてしまうことがあります。
思わぬプレッシャーを与えてしまったり、応援されないとできないようになることがあります。
「あなたなら絶対に難関校に合格できるわよ」
「一生懸命勉強すれば合格できるからがんばって!」
「大丈夫、とにかくがんばろう!」
⑨比較
子どもが親にされて一番イヤなのは「他の子と比べること」と言われるほど、影響のある声かけです。
「自分はダメな子だ」と自己否定したり、比べられた相手をよく思えなくなってしまいます。
「Aちゃんは、この間の塾のテストで1番だったんだって」
「Bくんって、学校に行く前、1時間勉強しているそうよ」
「お兄ちゃんはもっと勉強していたわよ」
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「中学受験は親で決まる」といわれるほど、親の声かけは重要です。
これらの「言ってはいけないNGワード」は、子どもを勇気付けるどことか、やる気を奪ってしまいます。
子どもが勉強のことで悩んでいるなら、親ができることは「共感」です。
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