まだ間に合う得点アップ法2[過去問解き直し編]
子どもが志望校に合格するかどうか、目安に使用するのが「過去問」です。
過去問を解いた後、自分の点数がその学校の合格点を上回れば、合格の可能性が高いと考えることができます。
受験前にやっておいたほうが良いこと
受験前に、これだけはやっておいたほうが良いこと。
それは、「過去問の解き直し」です。
(「過去問を解く」じゃなくて、「間違えたところを解き直す」という意味です)
「そんなことわかってるわよ~っ」と突っ込まれそうですね。
でも、意外とこれが、ちゃんとできていなかったりするんです。
あなたのお子さんは過去問を活用できていますか?
あなたのお子さんは、過去問を解いて丸つけした後、そのままやりっぱなしになっていませんか?
息子も最初はやりっぱなしで、解き直しなんかせず、「丸点けしたらおしまい」になっていました。
わたしから、「やりっぱ~(^^)」とからかわれていたくらい。
また、解き直しをしていたとしても、効果的になっていないことが多々あるんですね。
過去問の解き直しの効果的なやり方は、
「教科ごとに1冊ずつ過去問の解き直し専用ノートを作る」
です。
このとき、ただ「答え合わせをして間違えたところは正解を写す」というだけでは効果がありません。
まとめ方を工夫するといいですね。
これは、息子の通っていた塾の先生が口がすっぱくなるほど、耳にタコができるほど、言っていたことなんです。
「なぜ間違えたのか、どこまで理解できていて、どこから間違ったのか、自分なりの反省点や感想を書きなさい」
要点がきちんとまとめられたノートは、得点アップにつながるんですね。
塾でも、息子のノートの書き方が雑だったり、何を伝えたいのか要点がわからないと、
「ダメ!」
「何が言いたいのかわからない」
「ただ答えを写してるだけじゃん」
と厳しく指摘されていました。
そのうちに、解き直しノートをしっかりと書けるようになってきて、得点が伸びていきました。
解き直しノートの力はスゴイ!
また、受験の問題は同じような類題が別の学校で出ることもあるので、
「これと似た問題をやったことがある!」
と解き直しノートを思い出して解くことができた、というようなことも起きます。
たかが解き直し、されど解き直し。
子どもはめんどくさがりなので、きちんとノートを書くということが苦手かもしれません。
(特に男の子はね)
子どもが進んでできるように、ママは上手な声かけをしていきたいですね。
それには、いまできていることを認めてほめてあげる「認めホメ」がオススメです。
たとえば、
「解き直しをしなさいと言って無理やりやらせようとしない」「間違えたことを責めない」のがコツです。
「解き直ししたこと自体をほめる」「たとえ解き直しノートにほめるところがないとしても、なんとかほめるポイントを見つけ出してほめる」ようにしましょう。
2/1本番まで残りわずか。
過去問を解いて、解き直しノートをしっかり書いて、得点アップをめざしましょう。
1教科ごとに「解き直しノート」を作って、自分の弱点を見つけ、得点アップをめざしましょう。