中学入試が終わった後にかける言葉とは?
東京・神奈川地域の受験生の場合、1月にはお試し受験が行われます。
いよいよですね。
お試し受験のメリットとデメリットについては、こちらに書きました。
よく受験生ママから、
「試験が終わった後には、どんな言葉をかけたらいいですか?」
という質問を受けることがあります。
こんな言葉をかけてあげてくださいね。
試験後にやってはいけないこと
まず、やってはいけないことから。
それは、
出来をねほりはほり聞かないこと。
親としてはどうしても、
「どうだった?」
「うまくできた?」
と聞きたいところ。
でも、ここはぐっとがまんしましょう。
話したいことがあるなら、子どもからいろいろと話し出すハズです。
質問攻めは禁物です。
試験後にかける言葉
(1)ねぎらう
最初にかける言葉は、
「おつかれさま!」
です。笑顔で声をかけてあげましょう。
(2)あいづちを打つ
そして、子どもが何か話かけてきたら、その話にあいづちを打ちます。
「うん、うん」
「そうだったんだ」
「へぇ、そうなの」
「そんなことがあったんだ」
子どもの話をじっくり聞いてあげてください。
(3)共感する
あいづちよりさらに一歩進んで、子どもの言った言葉に共感します。
子「難しくて解けない問題があったよ…」
親「そっか。難しい問題で苦労したんだね」
子「時間が足りなくて最後までできなかった!」
親「そうだね。時間が足りないとあせっちゃうよね」
子「けっこう解けたよ!」
親「おお、わかる問題がたくさんあったんだね!」
子どもの言うことを否定せず、子どもが言ったことを親の言葉に変換して返してあげます。
これが「共感」の方法です。
(4)勇気付ける
最後は、子どもを勇気付けたり、安心させるような言葉で締めくくります。
「まずは1校目無事終了だね!」
「ママも試験が無事終了してホッとしたよ」
「初日だから緊張したと思うけどよくがんばったね」
「1校目クリア!今後もこの調子で行こう!」
などと声をかけてあげましょう。
なんだかんだ言っても、ポイントはこれにつきます。
声かけのポイント
- 今日(またはこれまで)のがんばりを認める言葉をかける
- ママ自身の気持ちを伝える(ホッした。安心した。よかったなど)
試験がよくできなかったことをクヨクヨさせたり、落ち込ませるような言葉はNG!
子どもが「明日もがんばろう!」と前向きになるような言葉をかけてあげてくださいね。
これで、試験終了後の声かけもバッチリです!