中学受験すると決めたら
中学受験すると決めたら、私立中学と公立中高一貫校のどちらを受験するか決める必要があります。
大きく分けると次の3種類になります。
●私立中学
●公立中高一貫校
●国立大付属校
私立中学と公立中高一貫校では入試のタイプが異なるため、それぞれに対策が必要です。
通う塾や学習内容が違うので、最初のうちにどちらを受験するか決めておくのが一般的です。
ここで重要なのは、わが子は私立と公立一貫のどちらに向いているかです。
それぞれの学校の特徴とどのような子が向いているかを見てみましょう。
私立中学
- 明確な建学の精神と独自の教育理念があり、各校でそれぞれの教育の方針や理念が確立されている。
- 小学校の学習範囲を超えて難問が出題される。
- 幅広い知識が必要だが、その知識を応用させて正答を導く「考える力」も必要。
- 塾に通うことが多く、約3年間の長期戦。
このため、私立中学には次のような子が向いていると考えられます。
●知的好奇心が旺盛
●自己管理ができる
●勉強が好きで学力が高い
●素直な子(親に従順)
●体が丈夫で体力がある
公立中高一貫校
- 教育の基本理念は、「来を切り開くリーダーの育成」。
- 勉強ができることよりも、社会のために何ができるか、周りの人とどう共に生きていくかが考えられることを重視。
- 進学や進路指導関するカリキュラムが特徴的。
- 知識を総合して答える適性検査をクリアしなければならない。
- 小学校から出される報告書(成績や特別活動について記載)が必要。
このため、公立中高一貫校には次のような子が向いていると考えられます。
●その学校の特色やカリキュラムに興味があること
●自分の意見や考えを述べるのが得意
●主体性・社会性・協調性・正義感がある子
●小学校での学業にしっかり取り組める子
●委員会活動などにも積極的な子
私立と公立中高一貫校の違いって?
大きな違いは、2つあります。
私立 | 公立中高一貫校 | |
(1)授業料(*1) (年額) |
高い。 (私立中学初年度:約43万円)(*2) |
安い。 公立標準額(中学は無償) |
(2)入試方法 | 主に4教科を中心とした教科試験。 | 学校に応じて、適性検査、報告書、面接、実技、抽選などを組み合わせた選抜方法。 |
(*1)国公私立問わず、高等学校等就学支援金制度あり(制度対象者には所得制限あり)。
(*2)文部科学省:平成28年度「子どもの学習費調査」より。
大きな違いは、授業料と入試方法です。
教育理念やその他の特徴の違いについては、上記の【私立中学】と【公立中高一貫校】に記載した内容を参考にしてください。
「授業料」とは単純に授業料のみで、給食費、諸会費、教材費、積立金、学校外活動費などの「学校教育費」は含まれていません。